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インプラント治療ができるケースとできないケース|吉祥寺の歯科医院ならアキュラデンタルクリニック

インプラント治療が受けられる人と受けられない人がいる

インプラントは、虫歯や歯槽膿漏、事故や加齢などによって歯を失った方や、先天的に歯がない方が受けられる治療です。
自分の歯のように噛めて他の歯にも影響がないインプラントは、近年数多くの方が治療を受けています。

たくさんのメリットがあるインプラントですが、全ての人がインプラント治療を受けられるかというと、そうではありません。

インプラント治療は、体の中にインプラントを埋め込むための手術が必要です。
麻酔下での手術となるため、全身の状態が良くなければ受けることができません。
また、インプラントを埋め込むあごの状態や、基礎疾患の有無によっても治療に影響が出てくることを覚えておきましょう。

インプラントの治療に制限が出るケースは?

以下のようなケースでは、インプラント治療を行う際に注意が必要です。

・糖尿病
糖尿病の患者さんがインプラント治療を行う際は、傷の治りが遅い、感染しやすいという点に考慮しなければなりません。
また、血糖降下剤の内服やインスリンの自己注射をしている場合には、食事や注射、お薬を飲むタイミングにも注意が必要です。
いずれにせよ、感染対策や内科担当医との連携をしっかりと行っていれば問題はありません。

・循環器系疾患(高血圧・心臓疾患など)
高血圧や心臓疾患を患う方の中には、降圧剤や血液をサラサラにするお薬を服用しているケースが多いです。
そのため、鎮静法(点滴麻酔)によってリラックスした状態で手術を受けたり、適切な止血をするといった点に注意します。

他にも、呼吸器疾患(喘息など)の既往歴がある場合や、「ビスホスホネート製剤」を使用した骨粗鬆症の治療をしている場合など、インプラント治療に制限が出るケースがあります。
持病のある方がインプラント治療を受ける際には、カウンセリング時に現在の状態や服用しているお薬などを正確に伝えられるようにしましょう。

インプラント治療ができないケース

以下のような場合、インプラント治療ができないことがあります。

・未成年
18歳未満の場合、あごの骨が未発達のためインプラントができません。
未成年でのインプラント治療は、相対的禁忌とされています。
理由としては、成長に伴い、設計が変わる可能性がある為です。

・妊娠中
投薬や麻酔が必要なインプラント治療は、母子の安全を考慮して行わないケースが多いです。

・全身疾患や持病がある
病気の状態や薬の種類にもよりますが、場合によっては断られるケースもあります。

・歯周病や虫歯がある
口腔内感染を防ぐため、歯周病や虫歯の治療を先に行ってからになります。
歯周病を患っていると、インプラントの寿命も短くなる傾向にあります。

・あごの骨の量や厚みが少ない
インプラント治療を行うには、人工歯根を埋め込むあごの骨が丈夫でなければいけません。
あごの骨に十分な量や厚みがない場合には、インプラント治療が困難です。

歯科治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへ

たくさんのメリットがあるインプラント治療ですが、身体の状態や基礎疾患によってはリスクを伴うケースも少なくありません。
気になることがあれば、まずは担当の歯科医師に相談してみましょう。

歯科治療についてのお悩みは吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへご相談ください。