インプラントの安全性とリスクについて|吉祥寺の歯科医院ならアキュラデンタルクリニック
インプラントは、自然な見た目と耐久性に優れた治療法です。
ですが、体内に人工歯根を埋め込む手術が必要となるため、「本当に安全なの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、インプラントの安全性とリスクについて詳しくご説明します。
◆インプラントの安全性
インプラントは、1960年代以降、世界中で数多くの患者さんに選ばれてきた治療法です。
近年、日本でもインプラントを導入する歯科医院は増え続けています。
現在、歯を失った場合の治療法としては、まだ入れ歯やブリッジがスタンダードです。
しかし、今後インプラントの需要はどんどん高まると予想されています。
需要の拡大とともに多くの実績と症例を積み重ねていけるため、安全性もさらに高まっていくことでしょう。
◆インプラント治療を行う際のリスクとは?
技術の進歩や症例の増加などによりインプラントの安全性は高まっていますが、リスクはゼロではありません。
インプラントの主なリスクは以下の通りです。
【手術中・手術後に起こるリスク】
・神経を損傷する
・血管を傷つけてしまう
・インプラントが適切な位置に入らない
・痛みや腫れが治らない
インプラントを埋め込むためには、あごの骨にドリルで穴を開ける手術が必要です。
そのため、手術中・手術後には上記のように様々なリスクが伴うことを覚えておきましょう。
【細菌感染のリスク】
手術は歯茎を切開して行うため、細菌感染にも気をつけなければなりません。
歯茎を覆うように縫合しますが、硬い食べ物、アルコール類は刺激になるため控えましょう。
【インプラントの破損・脱落のリスク】
あごの骨に十分な厚みがない場合や、細菌感染によって歯茎が弱っている場合には、インプラントが破損・脱落してしまう可能性があります。
特に、インプラントの周りが歯周病になるインプラント周囲炎には注意が必要です。
【糖尿病が及ぼすリスク】
糖尿病を患っていると、治療によるストレスや食事制限などにより血糖値が正常値よりも下回ってしまうことがあります。
また、糖尿病によって体の免疫力が低下することで、細菌感染もしやすくなります。
糖尿病を患っている場合、担当の医師とよく相談してから治療を行いましょう。
【金属アレルギーを起こすリスク】
インプラント体は、一般的に金属アレルギーを起こしにくい「チタン合金」で作られています。
ですが、全ての方に起こらないというわけではありません。
金属アレルギーが心配な方は、事前にパッチテストを受けるのがおすすめです。
【インプラントが結合しないリスク】
あごの骨の厚みが十分にない場合、埋め込んだインプラントとうまく結合しないケースがあります。
また、歯周病などによって骨が弱っている場合、結合しても長持ちしないケースも少なくありません。
【喫煙が及ぼすリスク】
喫煙は、血液の循環を低下させ骨の再生力を弱め、インプラントとあごの骨の結合を阻害してしまいます。
喫煙は歯周病を引き起こす原因にもなるため、間接的にインプラント治療のリスクを上げることも知られています。
【心疾患・脳血管疾患によるリスク】
心疾患・脳血管疾患の治療のために「抗凝固薬」を服用している場合、出血が止まりにくく手術のリスクを上げてしまいます。
担当の医師とよく相談の上治療を行いましょう。
◆歯科治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへ
インプラントの安全性について詳しくご説明しました。
インプラントに限ったことではありませんが、どんな治療でもリスクはあります。
インプラント治療で起こるリスクを踏まえた上で、最適な選択をしましょう。
歯科治療についてお悩みがあれば吉祥寺のアキュラデンタルクリニックへご相談ください。